手描友禅

京都手描友禅協同組合
青年会
京都手描友禅協同組合青年会は、経済産業大臣が指定する伝統的工芸品「京友禅」の技術を継承し、和装文化の発展を担う次代の職人により構成された団体です。
2004年の発足以来、技術研鑽、作品発表、展示活動、交流事業を通じ、京友禅および和装業界の振興と発展に寄与する活動を続けておられます。京友禅は、正絹に意匠を描き、多彩な色彩で表現する日本を代表する染色技法の一つです。図案、下絵、糊置き、彩色、蒸し、水元など十数以上の専門工程を経て完成し、それぞれの工程に専門の職人の繊細な感覚と確かな技術が専注がれます。
その意匠は、宮廷文化や都の美意識を背景とした華やかさと装飾性を特徴とし、金彩や刺繍を組み合わせた格調高い表現、洗練された配色、余白を活かした構成美によって、晴れやかな装いの美を体現します。分業制による高度な専門技術の積み重ねも、京友禅の大きな特徴の一つです。
青年会に集う職人および後継者は、伝統技術の継承に努めるとともに、現代の感性に寄り添った新たな表現の探求にも取り組んでおられます。手仕事の積み重ねによって生まれる意匠は、一点ごとに異なる表情を宿し、使い手の日常を華やかに彩ります。その営みは、京都の染色文化を未来へと結び、伝統の価値を次代へと繋いでいく歩みそのものです。






